お茶碗の日記

多趣味なサラリーマンによるブログ

【実体験談】元銀行員が語る、銀行を退職するための上司への伝え方から退職までのスケジュールを徹底解説!

「現在銀行員だけど、転職活動をしており、辞める予定だ」

「銀行に在職しながらの転職活動がついに終わり、晴れて転職先も決まった!あとは上司へ退職を伝えるだけだけど、正直どうやって伝えればいいのかわからない…」

「銀行を辞めたいけど、いつ辞めるのがベストなの?」

 

 

私は、大学を卒業して新卒で銀行に入行しましたが、

在職中に転職活動をし、2年で銀行を辞めました。

 

その実体験談から、これから銀行を辞める予定のある方に向けて

元銀行員である私が、銀行を退職するための上司への伝え方からスケジュールまでをこの記事で徹底解説します。

 

辞めるためのベストタイミング

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結論:辞めたい時に辞めましょう。

 

辞めるためのベストタイミングは存在しません。

言うなれば、あなたが辞めたい時がベストタイミングです。

ochawan-rice.hatenablog.com

 

 ただ、そうはいっても、「なるべく円満退職をしたいから教えてくれよ」というのが本音だと思います。 

 

それであれば、

6月末

9月末

12月末

3月末(おすすめ)

がおすすめです。

 

理由は、このタイミングは四半期の終わりのタイミングであり、

銀行内で人事異動が発令される時期だからです。

 

特に3月末は他の月に比べて組織内での人事異動が多い傾向にあります。

そのため、このタイミングで退職する人も必然的に多いです。

 

一般的に、2月と8月は、銀行は閑散期とされています。

しかし、この閑散期は、有給を消化して長期休暇を取る行員が多い傾向にあります。

そのため、銀行は人手不足になり、普段よりも忙しくなってしまう可能性もありますので、

あまりオススメできません。

 

 

ただ、辞めるタイミングはいつでもよく、それは労働者の権利として保証されています。

基本的に、退職届を提出してから2週間経過すれば辞めることができますが、

実際のところは、退職の1ヶ月前に届け出をするよう、会社で規定されているところが多いと思います。

 

在職中に転職活動をしていた私が銀行を辞めるまでのスケジュール

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転職活動中

 ・8月  転職活動開始

・挫折し、活動中断

・11月 転職活動再開

・2月頭 内定、転職活動終了

転職活動終了後

・ 2月中旬 上司へ退職の意を伝える

・3月   退職届記入等の手続き

・3月末  退職

・4月1日 新しい職場に入社

 

私の場合、2月中に転職活動を終えました。

4月1日から転職先の会社にお世話になることになったため、

3月末に退職を絶対にしなければなりませんでした。

 

また、銀行の規定には1ヶ月前に申し出ることが定められていたため、

逆算して2月中旬には上司に辞めることを伝えました。

 

転職活動で必ず面接官に聞かれるのが「退職理由」ですが、

実際に私が面接で伝えた退職理由は以下の記事でも解説しております。

 

ochawan-rice.hatenablog.com

 

 

銀行を退職する際の上司への伝え方

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結論:直属の上司(支店配属であれば支店長)に直接伝えましょう。

 

私の場合は支店配属の行員であったため、支店長に、直接口頭で申し出ました。

流れは以下の通りです。

「支店長、今日少しお時間よろしいでしょうか?」と時間を作ってもらう。

・承諾を得た上で、二人きりの時間を作っていただく。

・口頭で「私事情で申し訳ありません。3月末で退職させていただきます。次の職場が決まりましたので、4月1日から新しい会社に入社することが決まっております」と伝えました。

 

意外とシンプルですが、ポイントは以下の3つ。

①いつまでに退職するかを明示する(3月末で退職する)

②退職する理由(私の場合は次の職場が決まったから)を述べる

③手短に用件のみを話す(ハキハキと述べることで覚悟が相手に伝わる)

次の転職先が決まっているのであれば、銀行側も引き留めづらいので、

その後の手続きがスムーズにいくことが多いでしょう。

 

ただ、次の職場が決まっていない状態であれば、

銀行からの引き留めに会う可能性は当然高くなります。

 

状況に応じて退職の難易度は変わってくることが予想されます。

 

退職前にやっておいてよかったこととやっておけばよかったこと

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やっておいてよかったこと

・お世話になった人への挨拶

入行したての頃に、マンツーマンで仕事を教えてくれる先輩がいました。

その方に、勤務最終日にお電話で感謝の意を伝えることができたことは、よかったと思っています。

 

退職したい理由はどうであれ、職場でお世話になった方が、1人はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

退職してしまうと、その人とは、下手すると二度と会うことはないかもしれません。

感謝の思いを伝えたい人がいるならば、後悔しないように、退職前に必ず伝えておきましょう。

 

やっておけばよかったこと

・有給の完全消化

これに関しては今でも悔やんでおります。

私の場合は、有給を5日間残した状態での退職となりました。

2月に転職先が決定→3月末に退職→4月1日から次の職場

というハードスケジュールであったため、正直有給を消化する暇がありませんでした。

 

私は新卒で銀行に入行し2年で退職したため、そこまで有給の残日数は多くありませんでしたが、5年、10年と勤めている方なら有給残日数も30日以上ある方は珍しくないのではないでしょうか。

 

また、退職が決まっている方は後任への引き継ぎもありますので、

有給消化を退職の直前で行うのは至難の技です。

 

退職日まで余裕がある場合は、必ず消化するためのスケジュールを

念入りに予定しておきましょう。

 

まとめ

以上、元銀行員が語る、銀行を退職するための上司への伝え方から退職までのスケジュール

でした。

 

実体験談を元に語りましたので、これから銀行を退職される予定のある方のお役に立てれば幸いです。

 

お茶碗でした。