【例文あり】銀行員が転職活動の面接に使える退職理由3選!元銀行員が実際に面接で伝えた内容も公開!
銀行を辞めて転職したいけど、面接時の退職理由をうまく考えることができない…
銀行から転職した人は、転職面接の時に退職理由をどのように伝えているのかな?
銀行から異業種に転職したい…
最近は銀行の経営状態の悪化などの影響もあり、
銀行員から転職をしたいと考える人は増えています。
そこで今回は、
銀行員が転職する際の面接で使える退職理由3選!元銀行員が実際に面接で伝えた内容も公開!(例文あり)
というテーマでお話したいと思います。
転職面接で必ずといっていいほど聞かれるのが、
「退職理由」です。
また、面接で退職理由を伝える際にはコツがあります。
それはネガティブな退職理由を伝えることはNGだということ。
そこで、一見ネガティブになりがちな退職理由を、
いかにポジティブに聞こえるように言い換えるかが大切です。
この記事ではその具体的な例をなるべくわかりやすく解説しています。
※あくまで例文のご紹介です。全ての転職先に応用できる内容ではございませんので、参考として活用いただけますと幸いです。
- 面接で必ず聞かれることとは?
- 退職理由その① 「銀行特有のお願いセールスが辛い」を言い換えると?
- その②「仕事内容がつまらない」を言い換えると?
- その③「正直銀行に向いていない」を言い換えると?
- まとめ
面接で必ず聞かれることとは?
繰り返しになりますが、
転職活動の際に、必ずといっていいほど聞かれることが
「どうして銀行を退職したいと思ったのか」ということです。
銀行を辞めて転職したいと思うあなたには、必ず理由があると思います。
面接をする企業側も、その理由を知りたいと思っています。
ここで注意点ですが、
いくら退職理由だからといって、ネガティブな理由を伝えてはいけません。
言ってはいけない理由
「ノルマがきつくて…」
「上司のパワハラがひどくて…」
「残業が多すぎて…」
いくら辞めたいからといって、面接する企業に正直にネガティブな内容を伝えることは基本的にはNGです。
ノルマや残業は、程度に違いはあれどどの職種でもつきものですし、
それを転職理由にしてしまうと
「この人を採用したとして、果たしてウチでやっていけるのか?」
と不安になるものです。
転職面接でネガティブな理由を伝えることはNGだと理解しておきましょう。
面接官は愚痴を聞いてくれる友人ではありません。
それでは、実際にご紹介していきます。
退職理由その① 「銀行特有のお願いセールスが辛い」を言い換えると?
銀行では、自分のノルマを達成するために、頭を下げて契約してもらうことがあったりなかったりします。(いわゆるお願いセールス)
「銀行特有のお願いセールスが辛い」を言い換えると?
→「本当にお客様のためになる仕事をしたい」ということですね。
例文:「本当にお客様のためになる仕事をしたいと思ったからです。具体的には、銀行のノルマを達成するために、お客様に頭を下げてお願いし、契約していただくということがありました。『数字の達成のため』という、顧客本意ではなく銀行本意の仕事をすることに疑問を感じ、退職をしたいと考えました。」
ちなみに、これは私が実際に転職面接で使った理由です。
会社の数字のためにお客様に頭を下げて契約をしていただくということが辛く、転職を決意しました。
その②「仕事内容がつまらない」を言い換えると?
銀行を退職したいと思う理由のひとつに、「仕事内容がつまらない」という理由があります。
日々毎日同じことの繰り返しでやりがいが感じられず、「自分はこのままの人生でいいのだろうか…」と思い悩んでいる方もいらっしゃると思います。
「仕事内容がつまらない」を言い換えると?
→「銀行の業務で得た経験を違うステージで活かしたい」と言い換えることができます。
例文:「銀行の業務で得た経験を違うステージで活かしたいと考えたからです。銀行では、窓口業務では老若男女さまざまなお客様と、渉外業務では取引先の社長さんと関わってまいりました。ここで身につけた接客経験や応対話法といったスキルを、御社の○○業務で発揮することができると考えております。」
銀行ではさまざまなお客様と関わることができ、接客に関しては経験豊富という方は多いのではないでしょうか。
仕事とは、「人と人がするもの」ですので、銀行の業務で得た接客スキルはどの業界でも発揮することができます。
そのスキルを、「御社(転職先の企業)でも活かせます」とアピールすることが重要です。
その③「正直銀行に向いていない」を言い換えると?
「銀行に向いていないな自分」と感じて退職検討している方もいらっしゃると思います。
そこで安易に転職したいと考えるのではなく、
まずは、向いていないと感じる理由を洗い出してみましょう。
・接客が嫌い
・仕事でミスばかりしてしまう
・営業が苦手で契約が取れない
などなど。
また、人に恵まれず、嫌な上司ばかりで尊敬する人に出会えなかった不運な方もいらっしゃるでしょう。
ただ、上司ガチャという言葉もあるくらいですから、転職先で必ず人に恵まれるかはわからない部分が多いです。
「いや、それよりも退職理由をどう伝えるかが知りたいんだよ」と思った方へ。
この後にちゃんとご紹介します。すみません。
「正直銀行に向いていない」を言い換えると?
→「自分の強みを活かせる職場で働きたい」ということです。
例文:「自分の強みを活かせる職場で働きたいと考えたからです。私はひとつの作業に集中して取り組むことで能力を存分に発揮することができます。接客業務は正直得意ではありませんでしたが、事務作業のスピードと正確性は周りからも評価されていました。この正確性と迅速性を御社で活かすことができると考えております。」
これは転職先が事務職の場合と限定してしまっていますが、
とにかく重要なことは「正直銀行に向いていない」という点をうまいこと言い換えている点です。
このように言い換えることで、マイナスなイメージを、多少なりとも払拭できます。
まとめ
以上、銀行員が転職活動の面接に使える退職理由3選でした。
いかがでしたでしょうか。
どの例文も、ネガティブな理由をポジティブに聞こえるように
言い換えたものになっています。
銀行を退職したいと考えているあなたに、少しでも役に立つことができたら幸いです。
銀行を実際に退職した身として、あなたのことを陰ながら応援しています。
お茶碗でした。